|
ホームページの法則
ホームページの法則は、私がランチェスターの第2法則をヒントに時間という概念を付け加えて考案したもの。
『ホームページの法則』
ホームページ=(資料)2×デザインの質×時間
見ての通り掛け算なので、一つでも負の要素あるいは、ゼロがあればどんなに他の要素が高くても途端に、結果はマイナスになるってことなんだよね。
時間がなくても結果は0
デザインが悪ければ結果は0
資料が揃わなければ結果は0
でも、全ての要素が正しく揃ったときには、掛け算だから最強になるよね。
倍の倍の倍の相乗効果が期待できるよね?
このホームページの法則の中の3つの要素で特に大事なのは、「資料」なんだよ。
では、この法則がどのように大事なのか一つ一つ説明するよ。
資料収集
制作するにあたって、資料収集ほど難しいものはないね。
意外と思われるかもしれないけど、デザインやシステムよりも資料が揃うまでが大変なんだよね。
なにが大変って、資料というのは自分が必ず用意しなければならないもので、完成物を想定して正しい資料を集めなければならないから。
だから、どんなものを作るかをホームページ制作会社に委託してしまえば、肝心な部分がブラックボックスになってしまうから、正しい資料なんて出てきようがない。
それがないと、まずホームページ制作会社とトラブルになるよ。
それに資料収集ができないということは、今後自分でサイトの更新・管理ができないことを意味してるから、その時点でアウトだよね。
資料収集をうまくこなすにはサイトの完成形をイメージしておかなければいけないよね。
そのためにはインターネットの素人では無理なんだよね。
なにができるのかを待っているだけではダメ。
どんなものを作るのか積極的に自分で決めて行く事が成功の秘訣だね。
ポイントは、一週間以内に自分で資料を集められる程度のボリュームで運営すること。
多過ぎてもうまくいかないし、少なすぎてもうまくいかない。
一週間程度で資料が揃うボリュームをベースに運営するとクォリティも必然と高くなる。
なぜ一週間なのかは集中力の問題だね。
本業を抱えながらホームページの資料を揃えるのは至難のワザだからね。
集中力はもって一週間程度。それ以上になると本業にも支障をきたすし、ホームページの運営・更新も停滞してしまう恐れがある。
だから一週間。もっと短くてもいいくらいだけどね。
で、ホームページの法則では、資料は2乗になっているから、間違った資料や、情報が不足した資料は2乗されて最悪の結果となって現れるんだよ。
制作の見積りコストも資料が元になっているから、最悪の形になって現れるよね。
資料はただ多ければいいってわけでもないよ。
資料が膨大に有り過ぎて、それらを全て盛り込もうとする人もいるけど、それも失敗のもと。
資料が多くなればなるほどメニューは複雑化して、階層構造も深くなるよね。
コンテンツ的には充実しているかのような気がするけど、ユーザーにとっては目的のものが探しにくいサイトになってしまっているんだね。
それならむしろ、絞り込めるだけ絞り込んで少数精鋭で見せたほうがよほどいいね。
それに過った資料をもとにデザインを起こすと、追加・修正の際に多大な労力と時間が無駄になるのは、ホームページ制作の素人なら誰しもが経験することだよね。
デザインの質
デザインのこととなると、なぜかみんなが口を揃えていうよね。
「クールでシャープなかっこいいデザインでお願いします」って。
これってホームページ制作会社的にはいいよ。
でも、商用サイトなら絶対やってはいけないことなんだね。
なんでかっていうと、デザインの質が高ければ高いほど、操作性が悪くなるし、メンテナンス性が悪くなるから。
おまけに検索エンジンにヒットしにくくなるんだよね。
皮肉なことにデザイン性と集客は相反するものなんだよね。
私もこれに気が付くまで随分と時間が掛かったし、無駄な遠回りをしてしまった。
下品でデザインセンスのないサイトのほうが、集客があるし収益もあげてるのが事実なんだよ!
なぜか? 人の感情に訴えるから。
人間は感情に左右されて生きてるし、感情に支配されてるよね。
頭で分かってはいても、発生する感情には逆らえないものなんだね。
デザイン性にこだわったイメージ重視のサイトは、確かに好印象は与えるけど、購買意欲の「これ欲しいぃぃ!!」っていう下品な感情を呼び起こすには不向きなんだね。
だって、高級ブティックで人を押しのけてまで「これ絶対売って下さい!!」なんていえやしないでしょ?
高級ブティックではそんな雰囲気なんて微塵も感じさせないし、感じる人がいては相応しくないよね。それと同じこと。
シャネルやプラダの高級ショップに、買い物袋片手に提げた主婦が商品を冷やかすのは想像しにくいでしょ?
あなたがしなければいけないことは、一目見てお客さんが「これ売って下さい!」って客の方から頭を下げてくるようなストレートな表現に徹すること。
なぜなら、あなたは儲けるのが目的のはずだからね。
デザイン性を高めていいのは、本当に一握りの大企業だけ。
大企業はブランド力があるから、直接的な表現より、イメージで売ったほうが効果が高い。
ソニーとかパナソニック、資生堂はイメージ重視のほうが売れる。
でも日本の多くの企業は従業員数が30人も満たない中小零細企業なんだよ。
カッコつけてどうするの?
「まあキレイ、まあカッコイイ」とはいってくれるかもしれないけど、ホームページなんて売れなきゃただのゴミだよ。
「クールでシャープなカッコいいデザイン」はいいよ。
ホームページ制作会社的にはね。同業者にウケがいいもの。
儲かるのはホームページ制作会社だけだよ。
あなたは全然儲からない。お金をドブに捨てるようなもの。
デザインの質を高めれば高めるほど、資料2乗の法則で更新するコストが高過ぎて、そのうち挫折するんだね。
だって、そのクォリティを維持するのにデザイン制作会社に一生依存し続けなければいけないんだもの。
あるいは、自分が一生時間を割いて付き合っていかなければいけないから、儲かっても遊ぶヒマもないし、お金を使うヒマもないよね。
自分の人件費だって無料じゃないよね? どこからお金が出るの?
儲からないことのためにお金を注ぎ込むなんてバカのすることだよ。
営利組織は、新規客を増やして粗利を得ていかないと、大小に係わらず存続できない宿命だよね。
じゃあ無駄なことは止めようよ。
所詮、ホームページ制作会社なんてデザインの視点でしかモノを観られないから、商品が売れるかどうかなんて二の次なんだよね。
売れるか、売れないかっていう視点なんて持ち合わせてないよ。
カッコイイかカッコよくないかしか判断できない。
だって持ちは餅屋だからね。大工は建てることしか頭にないのと同じ。
あなたの店舗運営や経営のことなんか知ったこっちゃない。
お客さんはデザインを買いにきてるわけじゃないよね?
欲しいものがあるから買いたいんだよ。
デザインや雰囲気だけでモノを売ろうとするのはインチキだよね?
キレイな包装紙(パッケージ)を剥いだら、粗悪な商品だったときの怒りを考えてみてよ。がっかりするでしょ?
ほとんどの法人・商店の商用サイトはこのパターンだよ。
ホームページ制作会社の口車に乗せられて、顧客感情を無視してしまってるんだね。
なのにそれに気付かず、ホームページ制作会社に無駄な金を寄付して、今日もまたゴミを量産し続けているというのが現状なんだよ。
時間(制作スピード)
制作スピードはホームページの法則の中でもっとも制作費用に関係する要素だね。
単純にホームページを立ち上げて、運営し、更新していくには、時間が必要なんだね。
私がこの仕事に携わって感じたことは、立ち上後に運営と更新がうまくいかないことなんだよね。
中小零細企業では、ホームページの担当者が実はその会社で重要なポストだったりすることがよくある。
それが専務だったり、常務だったり、時には社長だったりする。
なんでか? そんなの簡単。
役職が上になるほど知的生産レベルと知能が高いから。
つまり、インターネットにも詳しいし、ホームページというメディアを理解できるだけの知能を持ち合わせているから。
加えて、他の人より決裁権があるから資料の準備からホームページへの掲載までがスムーズだっていうメリットがある。
で、めでたく最も忙しい人が、最も金にならないホームページの担当者になるってわけ。
うまくいくはずないよね?
実際にホームページを開設してしまったせいで、社内で紛争が絶えなくなった会社は何社もあるよ。
ホームページは正しく運用できればこれほどチームワークを育てるツールはないっていうぐらい役に立つよ。
でも、うまくいかないと、チームワークの悪さ、組織体制の弱点を曝け出すことになる。
責任のなすりあいに発展したり、派閥を生んだりもするんだね。
そのくせ我が社は他社よりも「IT化で一歩リードしてる」なんていってるんだからお笑いだよね。
これを解決するためには制作スピードが大事。
速度は時間に換算できるよね。
時間は生産するための全ての原動力だよね?
時間がなければどんなに儲かるアイデアも実行に移せないよね。
ホームページをうまく運営し、更新していくには「時間が掛かる、掛からないかが重要」だよ。
時間をかけない有効な手段は絞り込むこと。
つまり、デザインの質を落として、資料も厳選した情報だけに絞り込むこと。
担当者の制作力が追い付かないうちは、手を広げずに一週間で準備して、次の一週間で更新できる程度に抑えることが必要だね。
デザインの質を落とすというのは、ダサイページを作れってことじゃないよ。
誰でも手軽に簡単に更新しやすい構造にするってことだよ。
カッコイイデザインだっていいよ。
誰でも手軽に簡単に更新できる仕組みがあるんならね。
これを読んでもピンとこない人もいるでしょう。
「デザインの質を落として、情報量を少なくしたらユーザーは満足しないんじゃないか?」って。
そりゃ満足しないよ。でも大丈夫。
3ヶ月も同じ情報垂れ流してるサイトより、2週間に一度きちんと更新されるサイトの方がユーザーは満足するから。
結局、スピードが質を上回るんだよね。
ある一定量をこなしていくと、量が質に転じるわけ。
継続しないよりは、細々とながらも更新していくほうがずっと好感を持たれるもんだよ。
続けていくことでリピーターも現れるしね。
それに自社のことを継続に発信していくことで、自社に起きてる問題点と課題を繰り返し自己確認できるんだよね。
ホームページを使って会社のポリシーを、一括してスタッフと取引先に伝達でき、情報の共有化も急速に進むことになる。
これってすごいことだと思わない?
ホームページってこんなふうに使えたほうが、よりらしくないかな?
カッコイイとかカッコワルイという視点からは絶対出てこないよね?
情報を一斉配信して、情報を共有化できればいちいち都度説明する手間が省けるし時間の短縮に繋がるよね?
もう一度いうけど、制作スピードが大事だよ。サイトの質を高めるのは資料だけど、制作においてはスピードが大事。
ホームページは時間を潰すものじゃなくて、本来あなたの時間を増やす働きがあるんだから。
でも、時間がなければどんなに素晴らしいアイデアも実現できないし、どんなにお金があっても、どんなに便利な道具があっても使えないよね。
時間さえあればやり直せるよね? 何度でもね。
何度もやり直せるから、何度失敗してもいいってことだよね。
現実的に失敗することは難しいけど、ホームページ上でならそれほどダメージを考えずに失敗ができるよね?
成功への最短距離は、失敗をどれだけ早くして自分にあった成功法則を見つけるかだね。
消去法だから、時間在庫がある人の方がより早く成功できるんだね。
現代は変化が激しいから、早くそこに辿り着けないと、ゴールも移動してしまうよね。
もたもたしてるとダンスを踊ることになるって覚えておこう。
スローライフなんて稼いで稼いで稼ぎまくった人間がゆっくりすればいい。
金もノウハウもスキルもないなら、誰もが平等に持ってる時 |